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通し番号 | ca20089 |
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資料種別 | 写真 |
形態 | アルバム |
技法 | ゼラチン・シルバープリント |
資料名 | 赤い哈爾賓ステーション |
サブタイトル | 亜東印画輯2 |
タイトル/資料名ヨミ | アカイハルピンステーション |
時代 | 大正 |
地名 | 北滿 |
材質 | バライタ紙 |
備考 | 亜東印画輯 第四回 |
解説文 | ◆赤い哈爾賓ステーシヨン 今は早や赤露の旗下に支配せらるゝ東支鐵道の中央ス テーシヨンとしての哈爾賓は、日本に取っても伊藤公の 死を懷想せしむる深い印象がある。歐亞兩民族の勢力が 接衝交錯する國際地點たる哈爾賓の價値は兎に角として 一度あの靑い光にボカされた夜のブラツトホームに降り 立つた旅人は、構内のあわたゞしい雜沓の彼方に聖像を 祭るかすかなる蠟燭のゆらめきを目にしたとき云い知れ ぬ旅情の寂しさを感ずるであらう。(種板番號 三九二) |