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通し番号ca30055
資料種別写真
形態アルバム
技法ゼラチン・シルバープリント
資料名山頂の火口壁
サブタイトル亜東印画輯3
タイトル/資料名ヨミサンチョウノカコウヘキ
時代大正
地名白頭山
材質バライタ紙
備考亜東印画輯 第十五回
解説文◉山頂の火口壁(白頭山)  桔梗色に霞む湖面に山襞より脱れ來た風は漣浪を起 して湖心めがけて千條の銀龍を走らせて相寄り相抱い ては消江てゆく、湖面に添ふ地肌は黃白に赤黑に弧は 圓に三角は菱に水に影を抱いて千態、あやしくも古代 の紋樣を描く。そこには草の葉一ゆらも見出せない。  所々の斷崖は浮石[ピユウミス]の小さな銀砂は吹き上げられ吹き 下ろされて銀帛を懸けたるが如く、湖面に裾を濡らし て連りこの靈湖に亦神韻を深くしてゐる。(印畫の複製を嚴禁す)
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