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通し番号ca40169
資料種別写真
形態アルバム
技法ゼラチンシルバープリント
資料名西方窟全景 一
サブタイトル亜東印画集4
タイトル/資料名ヨミセイホウクツノゼンケイ一
時代昭和
地名山西省雲岡
材質バライタ紙
備考亞東印畫輯 第十九回
解説文◉西方窟全景 一 (山西省雲岡)  北魏が山西の大同府に都をさだめて六朝文明を創剏 したことは支那文化史上の一偉觀である。雲岡靈巖の 石佛寺は文成帝の時、曇曜といふ沙門の進言によつて 開鑿された佛敎藝術の一大殿堂であるが、今から一千 四百年前の遺跡として世界的價値を有するものである 此の石窟に遺存された大小數百の彫刻は西域地方から 輸入された希臘印度の思想と北支柘跋民族の藝術的天 才との接觸交流に依つて出來上がつたもので、朝鮮から 日本に這入つた所謂推古式佛敎美術の源流をなすもの として宗敎的に見るも藝術的傳統から見るも吾々の精 神界の故土であらねばならぬ。                  (印畫の複製を嚴禁す)
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